ジャガイモの種芋
春に植えるジャガイモの種が届きました。
ジャガイモは寒さに強いので春の畑の1番手として植え付けています。
とはいえあまり早く植えて大きくなったところに霜が降りたりすると被害が大きいので少しタイミングは考えます。桜が咲くまでに植えるといいという話も聞きますね。
野菜には「品種」というものがあります。
ジャガイモだと「男爵」や「メークイン」などが有名ですが、人間で例えるなら人種のようなもので品種によって個性が異なります。
それぞれの品種に向く料理があったり、成長の速さや収穫量、保存できる期間があったりするので、育てる人の好みによってどの品種を選ぶかが変わってきます。
わたしが今までに育てたことがある品種は、男爵、北あかり、アンデスレッド、出島の4品種。
今年は初挑戦のメークインと、毎年定番で育てている出島を栽培する予定です。
出島はとても愛着のある品種で、個人的にはとてもバランスの良いジャガイモだと思っています。
上品な食感と味わいで煮ても焼いても揚げても美味しく、ポテトチップスは最高です。
味の良いジャガイモは収量が少ないという宿命を背負いがちですが、出島の場合はそこそことれるということや春・秋と年2回栽培できることもポイントとなっています。
一般的なデメリットも一応挙げておくと、収量はあくまでそこそこなので、男爵のような多収性の芋には劣る、貯蔵性が低い、種芋が手に入りにくいし値段が高いということでしょうか。
…結構ありましたね。品種選びは最終的には好みだということになるかと思いますf(^_^;
ともあれジャガイモはとても栽培しがいのある作物です。ポイントさえ押さえれば難しい作物ではありませんし、収穫時の「掘った!」という満足感も大きいです。収穫してから急いで全部食べなくていいというのもありがたいですね。
何か育ててみたいという家庭菜園初心者の方にもおすすめですよ。